第10章 会員機能を使う(オプション)
※ 会員機能はオプション機能です。ご利用にはお申し込みが必要です。
会員機能を使うと、「登録した会員だけが見られるページ」を作れます。 お得意様向けの限定ページ、会員専用の資料ページなどに使えます。
この章では、会員のグループを作るところから、限定ページを公開するまでの流れを説明します。
この章では、フォームの基本的な作り方はすでにご存じである前提で説明します。 フォームそのものの作り方は、👉 9. フォームを作る をあわせてご覧ください。
会員機能とは
ふつうのページは、インターネット上の誰でも見られます。 会員機能を使うと、そのページに「カギ」をかけて、ログインした会員だけが見られるようにできます。
会員機能は、次の部品を組み合わせて使います。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 会員グループ | 会員をまとめる「区分」(例:お得意様会員、一般会員) |
| 登録フォーム | 訪問者が会員登録するための入口(フォーム機能を利用) |
| 会員パーツ | ページに置く「ログイン」「マイページ」などの部品 |
| アクセス制限 | ページを会員限定にする設定 |
会員機能を使う流れ
全体は、次の5ステップです。まずは流れ全体をつかんでください。
- 会員グループを作る(会員をまとめる区分をつくる)
- 登録フォームを用意して、グループに紐づける(会員登録の入口)
- 申し込みのあった会員を承認する
- ログイン・マイページのパーツをページに置く
- 見せたいページを会員限定にする
以下、順番に説明します。
ステップ① 会員グループを作る
まず、会員をまとめる「グループ」を作ります。
左側のメニュー 「管理」→「会員管理」 を開きます。 会員管理の画面には 「会員一覧」 と 「グループ設定」 の2つのタブがあり、開いた直後は「会員一覧」が表示されます。 「グループ設定」タブに切りかえて、「新規作成」 をクリックします。
作成画面では、次の項目を設定します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| グループ名 ※必須 | グループの名前(例:お得意様会員) |
| グループキー ※必須 | グループを区別する合い言葉(半角英小文字・数字・ハイフン等)。サイト内で重複できません |
| 登録フォーム | このグループの会員登録に使うフォームを選びます(次のステップで説明) |
| ログインキーにする項目 ※必須 | 会員を見分ける項目(例:メールアドレス)。ログインIDとして使われます |
| 承認方法 | 「手動承認(登録時は承認待ち)」か「自動承認(登録時に承認済み)」 |
| 一覧に表示する項目 | 会員一覧の表に出す項目を選びます |
| マイページで編集を許可する項目 | 会員が自分で書きかえてよい項目を選びます(※ログインキーの項目は選べません) |
| ログイン後の遷移先URL | ログイン後に飛ばすページ(例:/mypage)。空なら元のページに留まります |
| 初期タグ | 登録時に自動でつけるタグ(カンマ区切り) |
入力できたら 「作成」 を押します。
ワンポイント 後でページに置く「会員パーツ」の設定や、ページの「会員限定」設定では、ここで作ったグループ名の一覧からドロップダウンで選ぶだけです。グループキーを控えたりメモしたりする必要はありません。
ステップ② 登録フォームを用意して、グループに紐づける
会員登録の入口は、フォーム機能で作ります。
- フォーム管理で、会員登録用のフォームを作ります。 このとき、「パスワード」タイプの項目を必ず入れてください。 (パスワード項目は、16文字以上・大文字小文字・記号を含むルールが自動で適用され、安全に保存されます)
- ステップ①のグループ設定にある 「登録フォーム」 で、いま作ったフォームを選びます。
これで、そのフォームに送信された内容が このグループへの会員登録 になります。
- 承認方法が 手動承認 のグループ … 登録すると「承認待ち」になります(管理者の承認が必要)。
- 承認方法が 自動承認 のグループ … 登録するとすぐに「承認済み」になります。
ステップ③ 会員を承認する
「手動承認」にした場合は、申し込みのあった会員を管理者が承認します。
「会員管理」→「会員一覧」 タブを開きます。 上部の 「会員グループ」 と 「状態」 で、表示する会員をしぼり込めます。
会員の状態には、次の種類があります。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 承認待ち | 登録されたが、まだ承認していない |
| 承認済み | 承認され、ログインできる状態 |
| 却下 | 承認しなかった |
| 停止 | 一時的にログインを止めている |
承認待ちの会員の行にある 「承認」 ボタンを押すと、その会員が 承認済み になり、ログインできるようになります。
そのほかの操作 - 各会員の 編集(鉛筆マーク)から、状態・タグ・登録内容を変更できます。 - 不要な会員は削除できます。 - ※ 会員をこの画面から直接「追加」することはできません。会員登録は必ずフォームから行われます。
ステップ④ ログイン・マイページのパーツをページに置く
会員がログインしたりマイページを見たりできるように、会員用のパーツをページに置きます。 (パーツの置き方は 👉 4. ページを編集する と同じです)
会員用のパーツは4種類あります。
| パーツ | 役割 | おもな設定 |
|---|---|---|
| 会員ログイン | ログインの入力欄 | 会員グループ/見出し/ID欄ラベル/ボタン文言/ログイン後の遷移先 |
| マイページ会員情報 | 会員が自分の登録情報を見る・直す | 会員グループ/見出し |
| パスワード変更 | 会員が自分のパスワードを変える | 会員グループ/見出し |
| ログアウト | ログアウトのボタン | 会員グループ/ボタン文言 |
ワンポイント:会員グループは一覧から選ぶだけ どのパーツも、設定にある 「会員グループ」 の欄をクリックすると、作成済みのグループ名がドロップダウンで一覧表示されます。その中から対象のグループを選ぶだけでOKです(キーを直接入力する必要はありません)。
マイページの作り方
「マイページ」は特別な画面ではなく、ふつうのページに会員パーツを並べて作ります。 たとえば1枚のページに「マイページ会員情報」「パスワード変更」「ログアウト」を置けば、それがマイページになります。 そのページを次のステップで 会員限定 にしておけば、会員だけが使えるマイページになります。
ステップ⑤ 見せたいページを会員限定にする
最後に、会員だけに見せたいページへ「カギ」をかけます。
そのページの ページ設定 を開き、「会員限定(アクセス制限)」 の欄で設定します。
- 必須の会員グループ:ドロップダウンから、閲覧を許可するグループを選びます。 「なし(公開)」を選ぶと、誰でも見られる通常のページになります。
- 絞り込みタグ:グループを選ぶと表示されます(任意)。 カンマ区切りでタグを入れると、そのグループの中でも 指定タグを持つ会員だけに絞れます(いずれか一致で許可)。空ならグループ内の全員が対象です。
設定したら 「制限を保存」 を押します。 その後、通常どおり 「ページに反映」 で公開すれば、会員限定ページの完成です。
※ この設定ができるのはページです(お知らせ・ブログなどの投稿記事は対象外です)。
会員から見たログインの動き
会員限定ページに、会員がどう出会うのかを知っておくと安心です。
- ログインしていない人が会員限定ページを開こうとすると、自動でログイン画面に切りかわります。 ログインに成功すると、もともと見ようとしていたページに戻ります。
- ログイン画面は、サイトのデザインとは別の 専用画面(うすいアプリコット色の背景)です。会員登録・ログイン専用の画面なので、サイトの見た目とは印象が変わります。
- 承認待ち・停止中の会員はログインできず、その旨のメッセージが表示されます。
- ログイン後にどこへ進むかは、次の順で決まります: もともと見ようとした限定ページ > グループの「ログイン後の遷移先URL」 > マイページ。
まとめ
- 会員グループを作る(グループ名・キー・登録フォーム・承認方法などを設定)
- 登録フォーム(パスワード項目つき)を用意してグループに紐づける
- 申し込みのあった会員を 「承認」 する
- 会員パーツ(ログイン・マイページ会員情報・パスワード変更・ログアウト)をページに置く
- 見せたいページを 「会員限定(アクセス制限)」 で守る
これで、「登録した会員だけが見られるページ」ができあがります。
ここまでが、サイトを日々運用するための基本的な機能(1〜10章)です。 このあとの 11〜14章 では、サイト全体にかかわる管理者向けの設定・しくみを説明します。