第11章 サイト設定

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この章から先(11〜14)は、サイト全体にかかわる設定を扱う「管理者向け」の内容です。 日々のページ更新(1〜10章)とは別に、サイトの土台となる設定をまとめて確認・調整したいときにお読みください。

サイト設定では、サイト全体に共通する情報をまとめて設定します。 具体的には、検索エンジン向けの情報(SEO)ブラウザタブのアイコン(ファビコン)会社・お店の基本情報(組織情報)フォームのメール送信(SMTP) などです。

左側メニュー 「管理」→「サイト設定」 を開きます(「管理」セクションの先頭にあります)。

ワンポイント 「サイト設定」の項目自体、権限のあるアカウントにのみ表示されます。メニューに出てこない場合は、管理者にご確認ください。

サイト設定は、「サイトの公開」「デフォルトスタイルテンプレート」「SEO / メタ情報」「組織情報(AI・検索対応)」「メール送信設定(SMTP)」 の5つのまとまりに分かれています。それぞれ独立して保存できます。


サイトの公開/非公開

サイト全体を 一時的に非公開 にできます。制作中でまだお見せしたくないときや、リニューアル作業中などに使います。

  • 「サイトを非公開にする」 にチェックを入れると、サイト全体が非公開になります。
  • 実際のサイトはトップページ(/)に案内文だけが表示され、それ以外のURLはすべてトップページに転送されます。
  • 非公開の間は、各ページの 「ページに反映」 も無効になります(反映しようとしてもサイトには出ません)。
  • 非公開時の案内文:非公開の間にトップページへ表示する文章です(移転案内やメンテナンス告知などに使えます)。入力したら 「案内を保存」 を押します。

ワンポイント 非公開にしても、ページの中身自体は消えません。チェックを外せば、そのままの状態で公開に戻ります。


① デフォルトスタイルテンプレート

サイト全体で標準的に使うスタイルテンプレート(見た目のひな形)を指定します。 ページごとにテンプレートを指定していない場合、ここで選んだテンプレが適用されます。

  • 選択肢の先頭は 「なし(ベーシックスタイル適用)」 です。これを選ぶと、サイトの土台スタイルがそのまま使われます。
  • 【システム】 と付いたものは、システム側であらかじめ用意されたテンプレです。

ワンポイント この項目は 選んだ瞬間に保存されます(保存ボタンはありません)。 スタイルテンプレートそのものの作成・編集については 👉 13. デザイン設定 で説明します。


② SEO / メタ情報

SEO(検索エンジン最適化)とは、GoogleやSNSにサイトの情報を正しく伝えるための設定です。 ここで設定するのはサイト共通のデフォルト値で、ページ・記事ごとに個別の値がある場合は、そちらが優先されます

項目 内容
サイトタイトル サイトの名前(例:株式会社サンプル)。ブラウザタブや検索結果のタイトルに使われます
タイトルサフィックス タイトルの末尾につける固定文言(例:|大阪の◯◯なら△△)。設定すると「ページタイトル+サフィックス」の形になり、サイトタイトルより優先されます
サイト共通ディスクリプション サイト全体の概要文(検索結果に表示される説明文)。120文字以内が目安です
サイト共通OGP画像 SNSでシェアされたときに表示される代表画像
ファビコン / Apple Touch Icon ブラウザタブとスマホのホーム画面に表示されるアイコン。正方形PNG・512×512px が最適です

タイトルの決まり方 - サフィックスあり → ページタイトル + サフィックス - サフィックスなし・サイトタイトルあり → ページタイトル | サイトタイトル - どちらもなし → ページタイトル のみ - ※ トップページだけは例外で、ページタイトルを前に付けず サイトタイトル(+サフィックス) のみになります

設定できたら、このまとまりの 「保存」 を押します。


③ 組織情報(AI・検索対応)

会社やお店の基本情報(名称・住所・電話番号など)を登録するまとまりです。

ここに入力した内容は、ホームページの画面には表示されませんが、検索エンジン(Google)や、AIの検索サービス(ChatGPT など)に「このサイトはどんな会社・お店のサイトか」を正しく伝えるためのデータとして、サイトの裏側に自動で埋め込まれます。 入力しておくと、検索結果やAIの回答で自社の情報が正確に紹介されやすくなります。

項目 内容
種類 「企業・団体」か「店舗・地域ビジネス」かを選びます。実店舗にお客様が来られる業態(飲食店・美容室・医院など)は「店舗・地域ビジネス」がおすすめです
正式名称 会社・お店の正式な名前(例:株式会社サンプル)。空欄の場合は「②SEO/メタ情報」のサイトタイトルが代わりに使われます
事業内容の紹介文 どんな会社・お店かの説明文。AIがサイトを紹介するときの材料になります
ロゴ画像 会社・お店のロゴ。検索結果などで使われることがあります
電話番号 代表の電話番号
郵便番号 / 都道府県 / 市区町村 / 番地・建物名 所在地。4つの欄に分けて入力します
営業時間 営業時間の説明(例:平日 9:00〜18:00 / 土日祝休み)。自由な書き方でかまいません
SNSのURL 公式のSNSページのアドレス。1行に1つずつ入力します(例:X・Instagram・Facebook の公式ページ)

入力できたら、このまとまりの 「保存」 を押します。

ワンポイント すべての項目を埋める必要はありません。わかるところだけ入力すれば、その範囲でサイトに反映されます。 迷ったら、まず「正式名称」「事業内容の紹介文」「所在地」の3つから入力するのがおすすめです。

豆知識:入力するとサイトに何が起こる? 保存すると、サイトに次のものが自動で用意されます(管理者の方が個別に作業する必要はありません)。 - 構造化データ(各ページの裏側に埋め込まれる、検索エンジン・AI向けの会社情報) - サイトマップサイトのアドレス/sitemap.xml)… サイト内のページ一覧を検索エンジンに知らせるファイル - AI向けのサイト案内サイトのアドレス/llms.txt)… AIがサイトの概要をつかむための案内ファイル

それぞれの詳しいしくみは 14章「AI・検索エンジン対応のしくみ」 で解説しています。


④ メール送信設定(SMTP)

SMTPとは、メールを送信するためのサーバー設定です。 9. フォームを作る で設定した「送信先メールアドレス」へ内容を届けるとき、この設定が使われます。サイト全体で共通です。

項目 内容
SMTPサーバー メール送信サーバーのアドレス(例:mail.example.com
ポート番号 接続に使う番号(初期値 587
暗号化 TLS(推奨・ポート587) / SSL(ポート465) / なし(ポート25)
SMTPユーザー名 認証用のユーザー名(多くはメールアドレス)
SMTPパスワード 認証用パスワード
送信元メールアドレス 送信元として表示されるアドレス(例:noreply@example.com
送信元名 送信元として表示される名前(例:株式会社◯◯ お問い合わせフォーム)

⚠️ パスワードの扱い SMTPパスワードは、保存すると暗号化され、以降は画面に表示されません(「(設定済み)」と表示されます)。 変更したいときだけ入力し、空欄のまま保存すると、いまのパスワードがそのまま維持されます

設定できたら、このまとまりの 「保存」 を押します。

ワンポイント SMTPの値は、ご契約のメールサービスやサーバー会社から提供される情報です。 不明な場合は、サーバー管理者やFineCMSのサポート窓口にご確認ください。


保存とサイトへの反映

サイト設定を保存すると、その内容は自動でサイトへ反映されます(ページの「反映」とは別に、保存した時点で配信されます)。

  • SEO情報は、各ページの <head>(ページの見出し情報)に反映され、検索エンジンやSNSに伝わります。
  • ファビコンは、ブラウザタブやスマホのアイコンに表示されます。
  • 組織情報は、検索エンジン・AI向けのデータ(構造化データ・サイトマップ・AI向けのサイト案内)に反映されます。

この画面で「できないこと」

以下は、このサイト設定画面では変更できません(別の場所で管理されます)。

  • サイトのURL(アドレス) … サイトの公開先アドレスは、FineCMSサイドで管理されます。
  • サイトの土台スタイル(ベーシックスタイル)の割り当て … サイト全体の基礎デザインは、安全のためFineCMSサイドで設定されます。見た目の調整は 👉 13. デザイン設定 の範囲で行います。

まとめ

  1. 「管理」→「サイト設定」 を開く
  2. サイトの公開/非公開(制作中は非公開にできる)→「案内を保存」
  3. ① デフォルトスタイルテンプレート(選ぶと即保存)
  4. ② SEO / メタ情報(サイトタイトル・サフィックス・ディスクリプション・OGP画像・ファビコン)→「保存」
  5. ③ 組織情報(AI・検索対応)(会社・お店の基本情報。検索エンジン・AIに正しく伝わる)→「保存」
  6. ④ メール送信設定(SMTP)(フォームのメール送信に使用)→「保存」
  7. 保存すると自動でサイトへ反映される

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